全成分内容
和・漢・洋の養毛哲学。
複数の植物エキスが、それぞれの働きを重ねながら、
全身と心を同時に整える処方設計。
エタノール、海水、コノテガシワエキス、ローズマリーエキス、ソメイヨシノ葉エキス、トウキンセンカ花エキス、ローマカミツレ花エキス、フユボダイジュ花エキス 、サボンソウ葉エキス、オトギリソウ花/葉/茎エキス、ヤグルマギク花エキス、カミツレ花エキス、センブリエキス、オランダガラシ葉/茎エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、セージ葉エキス、アロエフェロックス葉エキス、ビワ葉エキス、レモン果実エキス、ナツメ果実エキス、ダイズ種子エキス、ハトムギ種子エキス、オタネニンジン根エキス、ゴボウ根エキス、ショウガ根エキス、水、BG
コノテマリーエキス(KONOTEMARY Extract)
「草木とミライ」を象徴する唯一無二の植物調合エキス。
コノテガシワ(ヒノキ科の常緑樹)、ローズマリー(シソ科の芳香植物)、そして海洋深層水という、異なる環境と文化圏に育まれた三つの素材を融合している。
この三素材は、
• 和 ― 日本古来の神木「コノテガシワ」に宿る清浄と生命力
• 漢 ― 東洋薬草の叡智に通じる自然治癒の理
• 洋 ― 西洋ハーブ科学の論理と再生力
を象徴し、それぞれの特性が三位一体の調和として生かされている。
抽出には低温長期熟成法を採用し、これまでの常識を覆す前例のない製造方法によって、原料の有効成分を壊さずに最大限引き出す独自製法を確立。そのブレンド比率・抽出時間・配合構造は、外部に一切公開されることのない草木とミライ独自の叡智と秘法として厳重に守られている。
“調合の理は、一滴の中に封じられた草木とミライの叡智と秘伝である。”
「コノテマリーエキス」は、和・漢・洋の叡智をひと滴に凝縮した、自然と科学、伝統と未来の融合体であり、
“草木とミライ”という哲学がかたちとなった一滴である。
コノテガシワ(Platycladus orientalis)はヒノキ科の常緑樹。古代の本草書『神農本草経』にも記録があり、東アジア一帯で薬用・祭祀・建築材として利用されてきた。葉・実・枝には**フラボノイド、リグナン、タンニン、精油成分(セドロール、α-ピネンなど)**が含まれ、これらは植物が自らを守るために備えた防御成分として知られる。東南アジアでは、煎じ液を地肌や髪の手入れに用いる民間文化があり、日本でも古来より“神木”として神社や屋敷に植えられ、防虫・防腐の木として重宝された。
ローズマリー(Rosmarinus officinalis)は地中海沿岸原産のシソ科植物。古代ギリシャ・ローマ時代から「記憶と再生の象徴」とされ、薬草や香料として広く利用されてきた。葉にはロスマリン酸、カルノシン酸、ウルソール酸などのポリフェノールが豊富に含まれ、これらは紫外線や酸化ストレスから植物自身を守る防御成分として知られる。中世ヨーロッパでは「若返りの水」と呼ばれるローズマリー酒が王侯貴族に愛用され、近代に至るまで清浄・保存・香気の植物として生活文化に根づいている。
海洋深層水(Deep Ocean Water)海洋深層水とは、太陽光が届かない水深200メートル以深に存在する海水を指す。長い年月をかけて地球規模で循環しており、表層水に比べて低温・高ミネラル・清浄という特徴をもつ。特にマグネシウム、カルシウム、カリウムなどの無機イオンが豊富で、生物の代謝や細胞バランスを支える構成成分として知られている。人間の体液とミネラル比が近いことから、近年は食品・スキンケア・ヘアケア分野で研究が進み、自然が育んだ“海のミネラル水”として注目されている。
21種の草木の力をさらに配合
1.ソメイヨシノ葉エキス(Prunus × yedoensis)は、日本で生まれた園芸品種の桜で、江戸末期に誕生したとされる。その葉にはフラボノイド、サクラニン、クマリン誘導体などの植物由来成分が含まれ、春先に芽吹くときに紫外線や乾燥から自らを守る働きをもつ。こうした防御成分の研究は日本独自の化粧品科学でも注目され、桜の葉エキスは肌や頭皮をやわらかく整える植物素材として利用が広がっている。桜がもつ季節適応の仕組みは、“植物の知恵”を読み解く貴重な手がかりとなっている。
2.トウキンセンカ花エキス(Calendula officinalis、別名:マリーゴールド)はヨーロッパ原産のキク科植物で、古代ギリシャやローマ時代から薬草・染料植物として知られてきた。修道院では「癒やしの花」として庭に植えられ、民間療法や軟膏の原料として重宝された歴史をもつ。花弁にはカロテノイド、フラボノイド、サポニン、トリテルペノイドなどの成分を含み、これらは紫外線や乾燥などの環境ストレスから植物自身を守る防御物質として知られる。その特性から、近年では天然色素や化粧品原料としても研究が進められている。
3.ローマカミツレ花エキス(Anthemis nobilis、別名:ローマンカモミール)は、ヨーロッパ原産のキク科多年草。古代ローマでは「大地のリンゴ」と呼ばれ、香りと鎮静の植物として広く親しまれてきた。花にはアピゲニン、ビサボロール、カマズレンなどの揮発性成分が含まれ、これらは紫外線や乾燥などの外的環境から植物を守るための防御物質として知られている。中世ヨーロッパでは修道院医学の主要ハーブの一つとされ、その芳香と穏やかな作用から、現代でもアロマや化粧品、頭皮ケアなどに広く利用されている。
4.フユボダイジュ花エキス(Tilia cordata)はヨーロッパ原産のシナノキ科の落葉高木で、古くから「リンデン(Linden)」の名で親しまれてきた。花や苞(ほう)にはフラボノイド(ティリロシド、ケルセチン誘導体)や粘液質、精油成分が含まれ、中世ヨーロッパではハーブティーとして用いられ、心身を落ち着かせる植物として知られる。その抽出エキスは、乾燥や環境変化にさらされやすい肌や頭皮を穏やかに保ち、自然がもつ鎮静と保護の知恵を現代のケアに伝えている。
5.サボンソウ葉エキス(Saponaria officinalis)はヨーロッパ原産のナデシコ科多年草で、その名の通り、葉や根に含まれるサポニンが水に触れると泡立つことから「ソープワート(石鹸草)」と呼ばれる。古代ローマでは衣類や羊毛の洗浄に使われ、中世ヨーロッパでは薬草園で清浄の植物として栽培された。葉エキスにはサポニンのほかフラボノイドや糖類が含まれ、植物が自らを清潔に保つための天然防御成分として知られている。この特徴を生かし、頭皮や髪の汚れをやさしく整える植物素材として活用されている。
6.オトギリソウ花/葉/茎エキス(Hypericum erectum、別名:青葉)は、日本各地の山野に自生するオトギリソウ科の多年草。夏に黄金色の花を咲かせ、古くから「青葉」の名で薬草として親しまれてきた。花・葉・茎にはヒペリシン、ハイペロシド、ルチン、タンニンなどが含まれ、これらは植物が紫外線や乾燥などの環境ストレスから自らを守るために生成する防御成分として知られている。日本では古くから外用薬や染料に利用され、“青葉の煎じ汁”は皮膚や髪の手入れに用いられた記録も残る。自然の力を象徴する植物として、再生と浄化の知恵を今に伝えている。
7.ヤグルマギク花エキス(Centaurea cyanus、別名:セントーレア)はヨーロッパ原産のキク科植物で、中世ヨーロッパでは「青い花の薬草」として親しまれた。花にはアントシアニン(シアニジン誘導体)、ポリフェノール、フラボノイドなどの色素・抗酸化成分が含まれ、植物が強い日差しや乾燥から自らを守るために生成する天然防御物質として知られている。古代ギリシャでは目の洗浄や肌の手入れに使われた記録があり、その澄んだ青色は「純粋」「再生」の象徴とされてきた。現在もハーブウォーターや化粧品原料として広く利用されている。
8.カミツレ花エキス(Matricaria chamomilla、別名:ジャーマンカモミール)は、ヨーロッパ原産のキク科一年草。古代エジプトでは「太陽のハーブ」と呼ばれ、治癒と安らぎの象徴とされた。花にはカマズレン、ビサボロール、フラボノイド、アピゲニンなどが含まれ、植物が紫外線や乾燥などの外的刺激から身を守るために生成する防御成分として知られる。中世ヨーロッパでは修道院医学の主要な薬草のひとつとされ、その甘くやわらかな香りと整肌特性から、現在もハーブティーやアロマ、スキン・ヘアケア原料として広く用いられている。
9.センブリエキス(Swertia japonica、別名:当薬〈とうやく〉)は日本や東アジアに自生するリンドウ科の二年草。その名は「千回振り出してもまだ苦い」と言われるほどの強い苦味に由来し、古くから健胃・養生の民間薬として利用されてきた。全草にはスウェルチアマリン、ゲンチオピクロシド、フラボノイドなどの苦味配糖体が含まれ、これらは植物が外的刺激や食害から身を守るために生成する防御成分として知られる。江戸時代には「当薬(あたりぐすり)」として庶民に親しまれ、今日ではその特有の苦味成分が研究され、頭皮や肌を健やかに保つ植物素材として注目されている。
10.オランダガラシ葉/茎エキス(Nasturtium officinale、別名:クレソン)は、ヨーロッパ原産のアブラナ科多年草で、清流に自生する水生植物として知られている。古代ギリシャでは食用とともに「身体を浄化する草」として親しまれ、修道院の薬草園でも栽培されていた記録がある。葉や茎にはイソチオシアネート、ビタミンC、カルシウム、β-カロテンなどが含まれ、植物自身が水辺環境の細菌や酸化から身を守るために生成する成分として知られる。その清浄性と豊富な栄養特性から、現代では食用に加え、化粧品・ヘアケア分野でも研究が進められている。
11.セイヨウキズタ葉/茎エキス(Equisetum arvense、別名:スギナ)は、ヨーロッパやアジアの温帯に広く分布するトクサ科の多年草。古代ローマでは「生命力の象徴」と呼ばれ、修道院の薬草園でも重宝されてきた。葉や茎にはケイ素(シリカ)をはじめ、カリウム、カルシウム、フラボノイド、サポニンなどが含まれ、これらは植物が倒れずに成長するための細胞構造を支える成分として知られている。その豊富なミネラル組成は、髪や皮膚などの構造維持にも関わる研究が進められており、現代では再生力と循環の象徴植物として、スカルプケアやボタニカルコスメの分野で注目されている。
12.セージ葉エキス(Salvia officinalis、別名:薬用サルビア)は地中海沿岸原産のシソ科多年草で、古代ローマでは「救う(Salvare)」を語源に“聖なるハーブ”として崇められてきた。葉にはロスマリン酸、カルノソール、ツヨン、ボルネオールなどの芳香・抗酸化成分が含まれ、これらは植物が紫外線や酸化から自らを守るために生成する防御成分として知られている。中世ヨーロッパでは防腐・清浄・芳香の植物として料理・薬用の双方に用いられ、現在ではその香気と成分特性から、口腔ケアやスカルプケアの植物原料として広く活用されている。
13.アロエフェロックス葉エキス(Aloe ferox)は南アフリカ原産のユリ科多年草で、乾燥地帯でも生き抜く強い生命力をもつ植物として知られている。葉の内側のゲル部分には多糖類(アセマンナン)、アミノ酸、ミネラル、ビタミン類が豊富に含まれ、外皮部分にはアロイン、アロエエモジンなどのフェノール系成分が存在する。これらの成分は、植物が強い日差しや乾燥から身を守るために蓄える防御物質として研究されており、古代エジプトでは“不死の植物”と呼ばれ、今日ではその保湿・整肌特性が注目され、化粧品原料として幅広く利用されている。
14.ビワ葉エキス(Eriobotrya japonica)は東アジア原産のバラ科常緑樹で、日本でも古くから薬用植物として知られている。その葉は「枇杷葉(びわよう)」として『本草綱目』にも記載があり、江戸時代には民間薬として広く用いられた。葉にはアミグダリン、トリテルペン、タンニン、サポニンなどが含まれ、これらは植物が乾燥や病害から自らを守るために生成する防御成分として知られる。ビワの葉は煎じ薬や湿布として利用されてきた歴史をもち、近年ではその清浄・整肌特性が注目され、化粧品やヘアケア原料としても研究が進んでいる。
15.レモン果実エキス(Citrus limon)はインド北部原産のミカン科植物で、中世にかけて地中海沿岸に広まり、食用・薬用・香料として重宝された。果実には**クエン酸、ビタミンC、フラボノイド(ヘスペリジン)、精油成分(リモネン)**などが含まれ、これらは植物が酸化や紫外線などの外的刺激から自らを守るために生成する防御成分として知られている。レモン果実の酸味と香気は、古くから心身を清める象徴とされ、現代ではその豊富な有機酸と香気成分が研究され、食品・香粧品・アロマ領域で幅広く活用されている。
16.ナツメ果実エキス(Ziziphus jujuba)は東アジア原産のクロウメモドキ科の落葉高木で、中国では紀元前から薬膳や生薬として利用され、「一日三顆で老い知らず」とも言われてきた。果実にはビタミンC、カリウム、鉄分、ポリフェノール、サポニンなどが含まれ、これらは植物が乾燥や環境ストレスから自らを守るために蓄える成分として知られる。乾燥した大地でも実を結ぶ強い生命力をもち、古来より滋養と調和の象徴とされてきた果実である。現代では食品や化粧品原料としても研究が進み、肌や頭皮の健やかさを支える植物素材として注目されている。
17.ダイズ種子エキス(Glycine max)は東アジア原産のマメ科植物で、古代中国では「五穀の一」として神聖視され、日本でも弥生時代から栽培が行われてきた。種子にはイソフラボン(ダイゼイン、ゲニステイン)、サポニン、レシチン、タンパク質などが豊富に含まれ、これらは植物が紫外線や酸化から自らを守るために生成する防御成分として知られている。ダイズ由来のイソフラボンは、植物性エストロゲンとして研究が進み、肌や頭皮のコンディションを整える植物素材として注目されている。その栄養価と再生力の高さから、“大地の恵みを象徴する種”と呼ばれてきた。
18.ハトムギ種子エキス(Coix lacryma-jobi var. ma-yuen)はイネ科の一年草で、東南アジアを原産とし、日本でも古くから食用・薬用として親しまれてきた。その種子は「ヨクイニン(薏苡仁)」と呼ばれ、『本草綱目』などの古典薬書にも記録が残る。種子にはコイクセノライド、コイキサノール、アミノ酸、脂肪酸、ミネラルなどが含まれ、これらは植物が乾燥や外的環境から種を守るために蓄える保護成分として知られる。古来より体内外の“めぐり”を整える穀物として用いられ、現代では食品・美容・スキンケア・ヘアケア原料としても幅広く研究されている。
19.オタネニンジン根エキス(Panax ginseng、別名:高麗人参)はウコギ科の多年草で、東アジアでは約2000年以上にわたり薬用植物として珍重されてきた。「Panax」はギリシャ語で“すべてを癒す”を意味し、万能薬の象徴として知られる。根にはジンセノサイド(サポニン群)、ポリフェノール、ペプチド、ミネラルなどが含まれ、これらは植物が極寒の地で生き抜くために蓄えた防御成分として注目されている。古代中国では“人の形をした霊草”として皇帝に献上され、現代では健康食品や化粧品原料として世界中で研究が進められている。
20.ゴボウ根エキス(Arctium lappa)はキク科の二年草で、ユーラシア大陸原産。日本では食用・薬用の両面で親しまれ、江戸時代には健康食材として定着した。根にはイヌリン(多糖類)、ポリフェノール、アルクチゲニン、アルクチンなどが含まれ、これらは植物が乾燥や微生物から自らを守るために蓄える防御成分として知られている。欧州では「バードックルート」と呼ばれ、ハーブ療法にも用いられてきた歴史をもち、現代では清浄・保湿・コンディション調整の植物原料として化粧品分野でも研究が進められている。
21.ショウガ根エキス(Zingiber officinale)はインドから東南アジアにかけて分布するショウガ科多年草で、古代より薬用・香辛料・儀式用植物として世界各地で重宝されてきた。根茎にはジンゲロール、ショウガオール、ジンギベレン、シネオールなどの芳香・辛味成分が含まれ、これらは植物が微生物や害虫、湿気から自らを守るために生成する防御物質として知られている。古代中国やインドの伝統医学では身体を温める植物として位置づけられ、現代ではその香気と成分特性が注目され、食品・アロマ・化粧品など幅広い分野で研究されている。
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